はじめまして、トミセン(@tomisenblog)です
「30代からエンジニアになる方法」を発信しています
もとは文系大学出身でITとは無縁の平凡な会社員でしたが、35歳未経験からエンジニア転職し、気がつけばエンジニアとして8年が経ちました
手に職をつけたことで、仕事がなくなる不安から解放されたし、ほとんど定時で帰れていて
収入も184万とかなり増えたし、人のためになってる実感からやりがいも感じます
一生の仕事がしたい!
定時で帰りたい!
給料を上げたい!
エンジニアになる前の理想を手に入れることができました
ここからは、そんな私の人生が変わったキッカケを語っています
どうやって歩んできたのか知りたい方に向けてご紹介していきますね
憧れた仕事は働き続けられない業界だった
憧れてなったアパレルの企画
「クリエイティブな仕事がで生きていくなんてカッコいい!」そう思っていました
ジャケットは数10万。高いものは100万以上の高級品を扱うブランド、夢と希望で溢れていました
1年が経ったある日、同じ部署の先輩が言ったんです
「俺、仕事辞めるわ」
先輩は続けて話してくれました
「奥さんが仕事辞めたいって言ったとき辞めさせてやりたいんだ」
「いまのままじゃ給料が安くて、辞めて良いって言ってあげられない」
一番歳の近い5年上の先輩。自分の将来の目標にしていた先輩でした
大きな会社なのに、給料が安くて続けられない?どういうこと?
先輩は二人分稼ぐくらいの仕事をしたいんだな、きっと…
はじめての会社で2年目。何もわかってませんでした。そのくらいの想像しかできなかったのです。先輩が辞めるのは残念だったけど私は働き続けました
毎日21時まで残業して、土曜日は毎週出勤…。そんな生活を1~2年。頑張ってもなかなか給料は上がりませんでした
頑張りが足らない?
もっと成果を出さなきゃダメ?
そんなモヤモヤを抱えながら、気がつけば先輩が辞めた5年目。それでも給料は上がりません
先輩の言っていたことが、だんだんわかってきました…
「この業界好きじゃないと、給料安くてやっていられない」
もう5年も働いているし業界経験はある
「この会社ダメなんだとしたら転職すれば良いのでは?」
と考え始め転職エージェントに行ってみました
けれど
「英語ができれば…」
「経験年数がもう少しあれば…」
と、あれこれと理由をつけて1社を紹介もされませんでした
「5年も働いて経験不足って…。そんなことある?」
そのとき初めて自分の状況に気づいたんです
そういえば、倒産や廃業の話ばかりが聞くな…
自分の会社だって業界大手のくせに「残業届は書くな」って言われている…
「この業界好きじゃないと、給料安くてやってられない」って言っていた人もいたな…
いままでなんとなく聞き流していた言葉が、本当の現実なんだと気づきました
仕事もないし、給料も上がらない。そういう業界なんだと気づきました
好きだった アパレル ですが「この業界から離れなければいけない」と覚悟を決める貴重な経験になりました
中吊り広告との出会い
「同じ業界で転職はできない。でも新しい業界で仕事は見つかるのか…」
文系大学卒のアナログな会社で働く30代。アパレルの知識はあっても、他の業界で役立つ特別なものは持っていません
そう思いながら、仕事帰りにカフェによって考えたり、他の業界で働く友達に久しぶりに連絡してみたり、いつもと違う道を歩いてみたり。ムダに思えることも本人は真剣でした
答えはずっと見つからないまま、考えても考えても、また「どうしたらいいんだろう…」に戻ってしまっていました
きっかけは、ささいなことでした
帰りの電車でぼーっと考えてると、iPhoneアプリスクールの中吊り広告が妙に気になりました
何かがピンときたのか、藁にもすがる思いだったのか、自分でもよくわかりませんが、申し込まなければいけない気がしました
いまのまま続けていても何も変わらない。とりあえずやってみるしかない。そんな気持ちが働いていたのかもしれません
自分の直感を信じて申し込みました
iPhoneアプリは稼げるらしい…
スクールの小さな講義室の最後尾に座っていた私は、主催者さんが開発中のアプリを開発担当としている会話が聞こえてきました
「このアプリリリースしたら、また年収上がっちゃうな」
プログラミングは稼げるのか! なら挑戦してみる価値はあるかも。どうせ、いまのままでは良いことなんてないんだ。やるだけやってみよう
まずは、アプリを1つ作ってみよう
半信半疑ですがモヤモヤしていた思いの向き先が決まって、少しずつ行動を始められました
アプリが作れた!イケる!
スクール受講中にアプリ1つ作るのが目標のスクール。でも間に合いませんでした
別料金の講座に申し込んで、教えてもらいながら開発を続けアプリをリリース
スクールに通ったころはプログラミングが暗号に見えましたが、自分でもわかるようになってきて、かなり成長を感じていました
アプリも開発中に講師の方に「アイディアが面白い」と言ってもらえたし、友人の間でも評判が良かったです
おまけに、企業から広告掲載の問い合わせが来たことでさらに自信が持てました
正直初アプリでこんなに反応が良いのは予想外
初アプリでこんなことがあるなんて!イケるかもしれない!
きっとプログラミングの世界でもやっていける、そんな気になっていました
(後々、自分の甘さに気づくことになるのですが…)
ほとんど衝動的に会社を辞めてしまったのです
「めでたしめでたし」になる…はずだった
30代なかばで未経験のハンデもありましたが、エンジニアとして小さな会社に転職することができ、めでたしめでたしとなるはずでした
入った会社は企業が業務で使うシステムを客先に常駐して開発する会社。iPhoneアプリとはまったく違う世界。アプリ開発で学んだプログラミング言語も使いません
ところが、最初に1人で客先に行ったとき、言われたことが衝撃でした
「そんなことも知らないと、スキル不足でクビって言われるよ」
当時の私は、SQL(エスキューエル:データを扱う言語)も、フレームワーク(プログラミングの土台)も知らなかった…
知らない方のために説明すると、システム開発では常識的な知識なんです
(いまから思えばよくそれで現場に出たな…というスキル。知らないって怖いですね)
クビになれば、家賃も払えないし、ごはんもたべられません。人生詰みます
今までやってなかったからできない、なんて言えません
「ないものは身につけるしかない」と覚悟を決めるしかありませんでした
納期に追いかけられる日々の始まり
そこから、プログラミングと寝食を共にする日々が始まります。「寝る時間以外はプログラミングの勉強していた」という言葉があてはまる生活です
決められた作業を納期までにこなす、仕事で最低限守らなければいけないルールです
それだけは守らないといけいないと必死でした
ダメだ、できない…
わからない…
仕事中にプログラミングができないと、帰りの電車、お風呂、布団に入ってからも調べて、メールでURLを送って次の日に試す
それでも、翌日に解決できるとは限りません
昨日調べた方法は全部試した…。
追加で調べた方法もダメだった…
他に方法は?
何か無いのか?
今からまた調べて間に合うか?
焦りで背中に冷や汗が流れます
納期が近くなると、
もうダメだ!
期限に間に合わない!
遅れて報告すればリカバリーもできなくなる!
スキルだけじゃなく、報連相もNGをもらうぞ!
早めに報告しないと!
「できない」って言わないといけない!
終わった!
クビって言われるかもしれない!
会社もクビになるかもしれない!
こんな状態じゃ、報告もまともにできそうにない。
落ち着け、落ち着け。
トイレに行って、落ち着いてから報告だ
「わかったぁ!コレだ!」
追い込まれて「スキル不足で私にはできません…」と報告しなければいけない極限状態で、トイレに行って思いつく。そんなことが何度もありました
なんとか助かって、帰りに駅を歩きながら「いつになったら先輩みたいに余裕な顔で仕事ができるのか…」考えるのはそんなことばかり
いつか乗り越えた先に未来がある、毎日頑張れる理由はそれを信じることだけでした
一生モノの仕事を手に入れた!
毎日を必死に過ごすうち、気がつけば数年が経っていました
寝る間も惜しんでの勉強もしなくなったし、明日が不安で眠れないということもなったのです
給料は184万上がって、休日はしっかりと休み、平日は定時で帰れるようになりました
評価をいただいて、長い間働かせてもらえる仕事先もあります
給料を上げたい!
定時で帰りたい!
一生の仕事がしたい!
思い描いていた理想をすべて手に入れることができたのです
30代からでも一生モノの仕事を手に入れられる!!
アパレル時代の私に言っても、今の私を信じないでしょう
エンジニアになって私の人生はそれくらい変わりました
でも、誰にでもエンジニアになることを勧めたいわけではありません
自分には何もない。30代から挑戦なんて無理だ、このまま諦めるしかない…
と思っている方に、エンジニアを考えてみませんか?とお伝えさせていただきたいのです
世間的に言えば、30代から新しい挑戦は遅すぎると言われます
私がそうだったように、周りの声に負けて諦めるしかないと思い込んでしまいがちです
でも、そうじゃない人生も選択できます
私自身30代からエンジニアになりましたし、まわりにも30代の未経験エンジニアが増えています
30代でも遅くはありません
プログラマーになって、30代から人生の逆転は可能です
昔の私と同じ悩みを持っている方へ、挑戦できることを届けたい
30代から人生をカエテコう
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30代からプログラマーになって人生を変えられる情報を発信していくので、今後もどうぞよろしくお願い致します